髪内部では縦に伸びる繊維（コルテックス）が存在し、その繊維に側鎖というたんぱく質が横に手を伸ばしあって束として構成されています。くせ毛やダメージ毛、エイジング毛は、このコルテックスが整っていないために、うねりを引き起こしています。

ストレートは、アルカリ剤を使って髪をふやかし、側鎖を切断し、コルテックッスを整えたあと側鎖を繋ぎ合わせるのです。この時の切断する行為が、ダメージの原因となってしまうのです。

酸性トリートメント（アッシドケア）は、側鎖の切断は行いません。コルテックス間の歪みにタンパク質で補強し、グリチルリチン酸を使って酸により髪の毛を引き締め、タンパク破壊を行わない程度の温度で、タンパク質を定着させることにより、柔らかめのストレートに落ち着かせます。

➀クレンジングにより髪の毛に付着した余分な汚れやシリコン等を取り除く。
➁尿素でキューティクルを開く。
➂タンパク質と共にグリオキシル酸が髪内部まで浸透して、コルテックスのゆがみを整える。
➃アイロンにより内部に入ったタンパク質とキューティクルが結合し、開いたキューティクルを抑える。

＊大きくうねるクセを落ち着かせたい。
＊ストレートのまっすぐすぎる仕上がりが好きではない。
＊年齢とともに出てきたうねりを落ち着かせたい。
＊癖やうねりは気になるがダメージも気になる。